ぐろまぐろ

アニメの感想を不定期に書いています。。暇な時に読んで下さい。。。

エヴァ(テレビ版)を見返して。④(8〜11話)

8話からは主にアスカの話題になっています。ここでは、大人と子供の対比が強調されていて、その狭間で子供から大人に移り変わって行く、14歳のチルドレンの様子が主に描かれているように見えました。また、ミサトとカジの関係や、使徒セカンドインパクトの謎も少しづつ明らかになっていきます。

 

アスカは、大人になりたい、大人っぽく振る舞いたいけれど内面がまだ子供っぽい、丁度その狭間のキャラクターとして描かれているように見えました。また、シンジとアスカは一見ケンカばかりしているように見えますが、2人の相性がとても良いことも分かります。更に、シンジがアスカを救ったりもして、友情が深まって行く様子も伺えます。一方、故郷から1人日本に来て、強がっているものの本当は寂しがっているアスカに対して、シンジは共感しているのですが、その感情が性欲と混ざってしまい、困惑しているように見えるシーンもあります。これも子供から大人への遷移を象徴しているように見えました。また、11話ではゲンドウが格好良かったですね。目的のためには手段を選ばず、NERV本部停電の際にはエヴァを起動するため、自らが現場で手を動かしていました。また、使徒の目的として、人間が電気を使うなどして自然に背いたから、とシンジ君は想像していましたが、どうなのでしょう。

 

さて、カジが持ってきたアダムや、セカンドインパクトの本当の原因、使徒の目的、停電の原因など、まだ謎は多く残っています。これからこれらが解明されるのが楽しみです。それでは。