ぐろまぐろ

アニメの感想を不定期に書いています。。暇な時に読んで下さい。。。

新劇エヴァを見返して。

遂に新作『:||』の公開日が決まって、新しいPVも公開されましたね。これで新劇エヴァは完結して、全ての謎が明らかになることでしょう。楽しみですね。

復習に新劇3作を見返したので、新作の公開に向けてその感想を書いてみます。(以下、ネタバレを含みます。)

 

私は10年くらい前に初めてエヴァを見たのですが、当時は意味の分からない用語や独特な演出に圧倒されてしまい、恐らくその衝撃で、ストーリーや結局何の話だったのかをほぼ覚えていませんでした。

今改めて見返してみて、これはシンジ君の、自分の心の中の矛盾との葛藤を描いた物語だということに気付きました。シンジ君はエヴァに乗りたくないけれど、乗らなくてはいけないのです。自分が乗らなければ人類が滅ぶかもしれないけれど、一方、自分が乗ることによって友人が死にかけてしまったりするという、14歳が背負うには重すぎる矛盾と戦っているのです。この葛藤が序、破、Qと物語が進むごとに激化していきます。

例えば、レイを助ける為に取った行動でサードインパクトを起こしかけてしまい、地球をめちゃくちゃにしてしまうけれど、レイが助からなかったり、その後、14年振りに意識が戻ると、今まで信じていたミサトさんを含むNERVやアスカが敵対していて、あれだけ乗れと言っていたエヴァに乗るなと言うのですが、結局乗ってしまい、勘違いでフォースインパクトを起こしかけたりします。それも、全て父ゲンドウの手中で。あまりに気の毒ですね。

新作『:||』では、人類と地球の運命や、人類補完計画の行く末、破からQの間の14年に何があったのか等々、明らかになって欲しいことは沢山ありますが、一番に思うことはシンジ君が報われて欲しいということです。これだけ優しくて、今まで頑張ってきたので、最後は笑ってラストを迎えて欲しいです。また、エヴァ特有の演出やアツい戦闘シーン、格好良いセリフも楽しみです。

 

さて、これを書いていて、テレビ版のエヴァも見たくなってきたので、次はそれを見返そうと思います。気が向いたらまた更新します。読んで頂き有り難うございました。